1948-11-30 第3回国会 参議院 法務委員会 第11号
例えば芦田総裁にも逮捕状を持つて來た。その芦田さんの逮捕状は、もう一枚逮捕状を忘れておるから、これは吉田さんの逮捕状も持つて來なければ公平でないということは、弁護士会で言つておる。こんなことは信じてはいなかつた。けれどもこれを木内檢務長官に座談として話したら、余り面白くない顔をされたのであります。
例えば芦田総裁にも逮捕状を持つて來た。その芦田さんの逮捕状は、もう一枚逮捕状を忘れておるから、これは吉田さんの逮捕状も持つて來なければ公平でないということは、弁護士会で言つておる。こんなことは信じてはいなかつた。けれどもこれを木内檢務長官に座談として話したら、余り面白くない顔をされたのであります。
私も委員長として、本会議から、あるいは政府から付託されて預かりました法案を、三箇月もかかつて審議未了に終らすようなことに立ち至つては、重大な責任がありますので、この問題については民主党の芦田総裁あるいは國協党の三木委員長にも、所属鉱工委員全部に協力をしてくれるように責任をもつてもらわなければならぬじやないかということで、審議経過を加えて協力方を求めたのでありますけれども、それはまつたくだめでした。
民主党の芦田総裁にも、こういう状態ではやれぬ、與党を多数もつておりながらはなはだ不見識である、だからひとつ党内から選出されておる鉱工委員に対しては特に審議に協力をするように、統制をとつてやつてもらいたいということをやつたのでありますが、結果においてさつき申し上げたように、民主党の委員の大多数が野党と一緒に行動されたので、結論として効果がなかつたのであります。
○石田(一)委員 先ほどあなたの証言の中に、民主党の芦田総裁と国民協同党のの三木委員長に協力方を申込んだけれども、ついにこれは無駄に終つた。効果が何もなかつたということですが、効果がなかつたということは何か三木委員長に協力を申込んだことと関係がありますか。
○岡部證人 それは党の問題になると思いますが、当時民主党は御承知のように芦田総裁の総裁就任後において党内に相当な事情がありましたために、党内とりまとめのためには相当にお互い苦労しております。そういう件においてあつたと思います。そういう費用にほとんど便つたと思います。
芦田総裁です。
その予算案を組替にもひとしいような修正を政府の手で行わなければならぬということは、いかように芦田総裁が御弁解になりましても、政府と與党との間に連絡が不十分であつた点は、私は認めなければならぬと思うのでありますが、この点について伺いたいのであります。
○本間委員 ただいまの芦田総裁の御答弁のように、政府の提出せられました予算案を、國会はこれを自由に修正する権能をもつておるのであります。それは芦田総理大臣のただいまの御言明の通りであると、私も考えるのであります。しかしながら、現内閣は芦田総裁の言明をまつまでもなく、明らかに與党三派の基礎の上に立つておる政党内閣であります。
○本間委員 芦田総裁のただいまの言明のように、與党三派の政策に沿う行動をとられるのが当然だ。ところが與党三派の線にこれは沿つておらなかつたから、國会において修正を受けたのではないかと、私は思うのであります。その点に対しては、どうでありますか。
こういうことが、國協党の意見として発表されておりますし、民主党も軍事公債利拂については、民主党としては芦田総裁を初め強い反対意向にあり、党としてはこの問題はあいまいに態度のうちに押切つてしまいたいようで、稻垣民主党政調会長の談といたしましても、軍事公債の利拂停止について、さきの三党協定の際に、民主党としては技術的に困難であるとし、社会党は技術的に可能であるとし、見解の相違から、技術的な可否の問題を檢討
若し芦田総裁のこの言葉が本当であるならば、社会党は、社会主義政策の潜在すらない民主党本來の政策を、社会党の面目にかけて実行したのであるか、民主党立党以來の公約をば、社会主義政策の実行という名前で果したのであるか。第三次農地改革はやるけれども、やらんと協定しておる。軍事公債の利拂いは停止するけれども、停止をしないと協定している。
芦田総裁に対して否認してるということは御承知の通りであります。併しながら一面においし衆議院は三十六票の多数を以て芦田総裁を指名しておる。その内訳を見るならば、ご承知の通り社会党が百一票、民主党が八十八票である。そこでいよいよ両院協議会となりまして、我々は院議を提げてこの会議に臨んだのでありまするが、その際における参議院の主張は、片山君は病氣で倒れたのではない。
そのことが傳わつて芦田総裁がああいうことを言つたりしておるのじやないかと思う。そこでそういう点について茶飲み話だと言つて打消すつもりでおるのか。それとも茶飲み話だけれども、ちよつと言えないというのか。その点が曖昧ですから、もう一遍明確にお願いいたしたい。
恐らくはこの片山内閣は、そういう行過ぎたる主義の下に政策を立て、実行するのだとは思わないのでありますが、と申しますのは四派の協定政策があり、又少くとも我が民主党はこれに強力に参加し、芦田総裁以下これに参画いたしておるのでありまして、片山内閣そのものが今後の政策について行過ぎたる政策を行うものだとは、私信ずるものではありませんけれども、施政方針等の基調を流れる思想といたしまして、高度民主主義体制をここに